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魅力アップ授業⑧「生活支援技術Ⅵ」part2

2023年01月05日健康福祉学科

 「生活支援技術Ⅵ」では、人生の最終段階にある人のケアについて、事例をもとにロールプレイなどを行いながら学んでいます。

 2022(令和4)年12月13日(火)には、医療法人社団ナラティブホーム理事長、そして一般社団法人ものがたりの街理事長で医師の 佐藤 伸彦 先生からお話を聞きました。

 講義では、先生の若い時のエピソードをもとに、「命」と「いのち」、「うそをついて良いか?」との問いがありました。

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◎先生の講義から

「命」は救ったけど、救えない「いのち」があった。

「いのち」は救ったけど、救えない「命」があった。

漢字の「命」は、生命体としての命を示し、死亡率は100%

ひらがなの「いのち」はものがたられるいのちで、誰かの中でものがたられ続ける

 ケアとは生活を支えるものであり、トランスファーでもメカニズムをしっかり学び、確かな技術で、利用者さんに苦痛を与えないことが大切である。利用者の生活を支えるプロの仕事は、シワ一つなく、美しい。

◎学生の感想

  • 講義の中で、漢字の「命」と平仮名の「いのち」の意味の違いについて教えていただき、とても印象に残りました。自分は今まで漢字の「命」の方ばかりを考えていました。しかし、介護福祉士が支援していくのは、平仮名の「いのち」の方だと教えていただき、介護福祉士ができること、するべきことは何なんだろうと改めて考えることができました。よくその人らしさ、その人に応じた支援という言葉を言ってしまいがちですが、考えれば考えるほど難しいことだと思いました。

  • 砺波市にすてきな街があると知りました。佐藤先生の話は「命」や「いのち」についていろいろと考えさせられるものがありました。トロッコ電車のケース、救命ボートのケースでは、見ず知らずの人の命と家族の命のどちらかの選択には決断の速さが全く違うと思いました。私ならば5人の命より1人の家族を選びますが、やむを得ないとはいえ後悔の念はいつまでも残ると思いました。家族だからこそ5人を選び家族を犠牲にすることなんて考えられないと思いました。授業では親の死と重ねて受けていることが多々あります。これは「いのち」なのだなと、佐藤先生の講義を受けて感じました。

魅力アップ授業①「障害者ケア論」

魅力アップ授業②「生活支援技術Ⅲ」 福祉用具体験特別授業を受けました

魅力アップ授業③「チームケアと多職種連携」 特別講義を受けました part1

魅力アップ授業④「チームケアと多職種連携」 特別講義を受けました part2

魅力アップ授業⑤ 介護実習前における特別講義 「介護実習生としてのナチュラルメイク」を受けました!

魅力アップ授業⑥ 県内最先端のICT・介護ロボット導入施設による「福祉用具・介護ロボット体験」!

魅力アップ授業⑦「生活支援技術Ⅵ」