資料請求 close
検索
資料請求 インターネット出願

News

魅力アップ授業⑦「生活支援技術Ⅵ」

2022年11月24日健康福祉学科

 「生活支援技術Ⅵ」では、障害の特性に応じたケアについて、障害当事者の方や実際に支援にあたっておられる方のお話をお聞きし、学習しています。

 2022(令和4)年11月11日(金)には、富山大学医学部看護学科成人看護学講座Ⅱ 教授 安田 智美 先生を講師にお迎えし、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会の学習目標に基づいた「介護サービス担当者のためのストーマケア講習会」として開催しました。

 安田先生の具体的でわかりやすい講義と実技指導。装具交換では皆さん、真剣そのもの。

生活支援技術Ⅳ.png

DSC_1983.JPG

丁寧にご指導くださる安田先生!

DSC_1973.JPG

集中してストーマのサイズにあわせて!

 ストーマの方は県内に約2,000人。現在は、自立してご自分で処理されている方が多いですが、将来、介護が必要になった時の不安を抱える人もいらっしゃいます。

 まとめの時間では、日本オストミー協会富山支部長の菅原 昭 氏と、事務局長の藤井 勉 氏から、当事者の立場で、生活の工夫について具体的にお話いただきました。

DSC_2002.JPG

生活の工夫について説明される菅原支部長

DSC_2010.JPG

「何でも聞いてください」と藤井事務局長

(学生の感想から)

  • 今回の講義では、ストーマケアについて学びました。ストーマについてどのような人が使用対象になるのか、ストーマ保有者の心理など、初めて聞いたことが多くとても勉強になりました。装具交換を体験したときは、ストーマの大きさに合わせて切ったり装具を取り外すなど、結構難しいところが多かったです。

  • ストーマやストーマ袋でも種類が多くあり、機能性も少し異なることを学びました。また、人により自分にあったストーマを選べることも良いと思いました。実際にファイルを使いストーマを装着、交換を実践してみて、利用者の負担にもならないように時間をかけすぎず、かつ丁寧にケアしなければならないと感じました。また、皮膚の状況やストーマの状況を定期的に観察していくことも大切だと思いました。

  • ストーマを増設されたオストメイトの方の心理には、病気・命・ストーマの受け入れの比重がだんだん変わっていくのだろうと思いました。受け入れまでの葛藤や、自分の人生がストーマと共にあるという思い、授業に出て下さったお二人も辿られた道ではありますが、現在は明るく生きていらっしゃることを知ることができ、良かったと思います。ストーマ装具の交換では貴重な体験をしました。ストーマ装具に触れ、重さに耐える面板の強い粘着力やストーマ袋は意外に薄いこと、面板のカットは重要だと知りました。漏れを防止するには、カットを適切にすることや、お腹のしわを伸ばすようにして装具を貼り、皮膚にしっかり手で押さえながら密着させることを学びました。

  • ストーマについての知識がより深くなり、興味が湧きました。実際に模擬でやってみましたが、上手くストーマに合わせてシールを切ることが難しく感じました。

これまでの障害の特性に応じたケアの学習

第1回 9月30日(金)

テーマ「視覚障害者との接し方」

講師 社会福祉法人富山県視覚障害者協会 

富山県視覚障害者福祉センター所長 高島 豊 氏

P1.jpg
DSC_1890.JPG

第3回 10月14日(金)

テーマ「聴覚障害に応じた介護 情報のアクセスや困りごと」

講師 社会福祉法人富山県聴覚者協会副会長 小中 栄一 氏

DSC_1909.JPG
P2.jpg

魅力アップ授業①「障害者ケア論」

魅力アップ授業②「生活支援技術Ⅲ」 福祉用具体験特別授業を受けました

魅力アップ授業③「チームケアと多職種連携」 特別講義を受けました part1

魅力アップ授業④「チームケアと多職種連携」 特別講義を受けました part2

魅力アップ授業⑤ 介護実習前における特別講義 「介護実習生としてのナチュラルメイク」を受けました!

魅力アップ授業⑥ 県内最先端のICT・介護ロボット導入施設による「福祉用具・介護ロボット体験」!