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こどもまんなかアクションリレーシンポジウム in 富山に参加してみた!

2025年08月27日学務課

 2025(令和7)年823日(土)、子育て支援サークルすみりー富山県主催、こども家庭庁が共催する「こどもまんなかアクションリレーシンポジウム in 富山」を取材する学生レポーターに挑戦しました。

   

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 ~学生のレポートを引用し、シンポジウムの様子や富山県の取り組みを紹介します~

 

 シンポジウムは、新田八朗知事の富山県の「こどもまんなか」への強い意志を感じる挨拶から始まりました。

 

 次にこども家庭庁の源河真規子氏から、「こどもまんなか社会」と「こどもの権利」についての報告がありました。

「こどもまんなか」とは、子どもが社会の中心にいることを意味しますが、これは決して「大人を疎外する」ということではないそうです。

こども家庭庁の源河氏は「子どもと大人が一緒になって社会を創り上げていく」という考え方を強調されていました。 

 

 講演だけでなく、会場では楽しいイベントもたくさんありました。

 バルーンアーティストのmioさんによるステージでは、音楽に合わせて次々と動物のバルーンアートが作られ、子どもたちにプレゼントしていました。

 

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 バラエティ豊かなステージと子どもたちの輝く笑顔があふれていました

  

 子どもたちが " 自分の考え" や "今" を自由に発表する「ぼく・わたしの主張!」という企画も開催していました。「しあわせだと感じるとき」といったテーマについて、子どもたちが積極的に手を挙げて発表する姿は、本当に素晴らしかったです。

  

 最後に、来場者へのインタビューをしてみました。 

 

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 参加のきっかけや、子育てで困ったこと、そして「こどもまんなか」についてどう思うか、といった質問に、来場者の皆さんが真剣に答えていました。

  • 「子どものことを、親が相談できる場所があってほしい」
  • 「子どもが落ち着ける・楽しいと思える居場所を作ってあげ、親も満たされる状態が大切」
  • 「大人になる上で、子ども自身が今生きていて楽しいと思える世の中をつくっていく第一歩だと思う」

という言葉がとても印象的でした。

 

 今回のシンポジウムを通じて、「こどもまんなか社会」は、国や県だけでなく、私たち一人ひとりの意識や行動から生まれるものだと強く感じました。そして、子どもたちの意見に耳を傾け、それを大切にすることの重要性を改めて学びました。

 

 自分にもできる「こどもまんなか」アクション

 このシンポジウムに参加して、「こどもまんなか」は特別なことではなく、私たちの身近なところにあると気づきました。

 例えば、

  • 電車やバスで子どもが泣いているときに、声を掛けたり、温かい目で見守る
  • 身近な子どもたちの話に耳を傾ける
  • 地域のボランティア活動に参加してみる

 どれも小さなことかもしれませんが、こうした一つひとつの行動が「こどもまんなか社会」につながっていくのだと思います。

 

 今回のシンポジウムを通じてわかったことは、富山県がこれから「こどもの権利に関する条例」を策定しようとすすめており、こどもたちの未来をより良いものにするための大切な一歩だと感じました。そして、私たち一人ひとりのちょっとしたアクションが、その一歩を大きくする力になる。そんな風に考えることができる、貴重な一日になりました!

 

 国ならびに富山県がこれから力を入れていく「こどもまんなか社会」の実現に向けた取り組みについて、たくさんの学びがありました。

 

 子どもたちの声を真摯に受け止め、それを形にしている富山県の姿勢に、本当に感動しました。

 

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 「こどもまんなか」とは、子どもだけでなく大人も大切にする社会