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【R5魅力アップ授業③】生活支援技術Ⅲ 障害者の育児支援

2023年07月31日健康福祉学科

 最近では、障害者の方が妊娠・出産・育児をされる場合、ヘルパーが家庭を訪問することが珍しくありません。そこで、7月20日(木)に介護福祉士を目指す学生が、障害者総合支援法上の居宅介護(家事援助)等の業務に含まれる 「育児支援」について学びました。

 講師は、妊娠期からの切れ目ない子育て支援で現場の第一線で活動しておられる富山市西保健福祉センターの春木所長をはじめ、2人の保健師さんでした。

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 最初に「障害者の育児支援」について講義を受けた後、沐浴のデモンストレーションを見学。その後、4つのグループに分かれて、赤ちゃんの抱っこの仕方からオムツのあて方、沐浴、妊婦ジャケットを着て妊婦体験を行いました。

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*内容

  • 講義「障害者の育児支援」
  • デモンストレーション
  • 沐浴体験
  • 抱っこ・着替え体験
  • 妊婦体験

<学生の感想より>

  • 妊婦体験は本当に重くて、お母さんの苦労を知りました。20代に入って他人事ではないので、体験できて良かったです。

  • 実際に妊婦体験や沐浴をやってみて想像の何倍も体が重く、お腹を圧迫してもだめだし傷つけないように動くためには自分の動きに制限がありました。日常生活も制限されてしまうので、妊婦の方と接するときは動きにくい所を察してフォローしたいし、沐浴は赤ちゃんのプライバシーを守りながら負担にならないように、でも清潔になるようにしたいです。

  • 赤ちゃんの抱っこや着替えはしたことがあったけど、沐浴と妊婦体験はしたことがなかったので勉強になりました。妊婦さんは寝るのも普段の家事もとてもたいへんだということを知り、妊婦さんにはたくさん配慮することが大切だと思いました。

  • 沐浴を体験してみて、赤ちゃんの体を支えるのが難しかったです。今は人形だったからよかったけど、実際にやる時は赤ちゃんなので、大切に扱いながら綺麗にしてあげることが大切だと思いました。

  • 沐浴は、自分のしやすい高さに合わせてしなくてはいけないと思った。赤ちゃんを洗うことに集中しすぎて、赤ちゃんの体勢が悪くなったり、顔が水に浸かったりしないように気をつけたいと思いました。

  • 赤ちゃんの沐浴のさせ方を知れてよかったです。実際に妊婦体験をしてみてとても重くて動きにくいということがわかりいい体験になりました。赤ちゃんを抱っこする時もしっかり頭を支えながら抱き上げるということが分かりました。

  • 障害者の育児支援について学びました。どのような支援を行っておられるか知ることができて良かったです。また、障害のある人がどのようなことで困っているのかを学んだので、接するとき心がけたいです。

  • 妊娠期からの切れ目のない支援を行うことで困った時すぐに頼れる場を作ったり信頼関係が築かれると言うことがわかりました。実際に沐浴をして赤ちゃんのお風呂は戦場かと思うくらい大変でした。妊婦体験では体がとても重くてしんどかったです。

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