資料請求 close
検索
資料請求 インターネット出願

News

第50回 幼児教育研究会を開催しました

2023年07月04日幼児教育学科

 2023(令和5)年6月24日()、「子どもの最善の利益と質の高い教育」―安心感と自己発揮を支える保育実践―を主題に、第50回幼児教育研究会を、本学E館と付属みどり野幼稚園を会場として開催しました。

 午前中に「子どもの主体性が発揮できる保育とは」と「みんなで考える『気になる子の保育』事例検討会」をテーマとして2つの分科会と、「一人一人の興味・関心からつながる保育へ」をテーマとした付属みどり野幼稚園の公開保育を行いました。

 午後には、「逆境に強い子どもを育てる」をテーマに、講演・意見交換を実施して研修を深めました。

 本学学生と、県内外の幼児教育関係者合わせて、約250名が参加しました。

本学E館会場

本学E館会場

●第一分科会

「子どもの主体性が発揮できる保育とは ―園生活における行事の見直し―」

座長:難波 純子(本学准教授)

話題提供:杉浦 加奈 氏(大島つばさ保育園)、鍋谷 須美子 氏(西田地方保育園)

 子どもの主体性が発揮される園行事の在り方について、2つの園から事例を発表していただきました。事例を手がかりにして、参加者全員でグループ討議を行い、保育を見つめ直す機会となりました。

DSC

会場係の1年生が資料を手渡しています

座長:難波准教授

座長:難波准教授

話題提供のようす

話題提供のようす

参加者同士の意見交換タイム

参加者同士の意見交換タイム

第一分科会参加者の感想
  • 自園でも主体的保育を目標に掲げているので、主体性についての話を聞けて、すごくためになりました。主体性のあり方について、たくさんの学びがありました。

  • 主体性について悩んでいたところだったので、新しい活動などを教えていただけて、今後の保育に活かしていこうと思いました。

  • 一人の子に焦点を置き、丁寧に関わることの大切さを改めて感じました。

●第二分科会

「みんなで考える『気になる子の保育』事例検討会」

座長:嶋野 珠生(本学准教授)

話題提供:坂東 葉月 氏(水戸田保育園)、鴨川 真衣 氏(定塚保育園)

 2園の保育者から事例を提供していただき、参加者全員が参加して質疑応答をしながら状況を理解し、事例に取り組むヒントやそれぞれの明日の保育へのヒントを見つけました。

第二分科会 会場

第二分科会 会場

座長:嶋野准教授(写真中央)

座長:嶋野准教授(写真中央)

事例検討会(PICAGIP法)

事例検討会(PICAGIP法)

参加者の知恵と経験を引き出して共有します

参加者の知恵と経験を引き出して共有します

第二分科会参加者の感想
  • 初めてのPICAGIP法という事例検討でしたが、メモ禁止ということで、話し合いに集中できました。ほかの人の質問も聞いていないと自分の質問ができず、それでも、どの人も参加できる方法で、今後の事例検討方法として参考したいと思いました。

  • 事例を通して、様々な考えに触れることができたし、自分がその事例に遭遇した時の参考になる分科会でした。

  • 事例検討を行い、みなさんで意見を出し合うことで、自分だけでは感じなかった質問や意見を聞くことができ、よりよい学びになりました。

●公開保育

「一人一人の興味・関心からつながる保育へ」

付属みどり野幼稚園 4歳児・5歳児クラス

 日々の生活の中で抱く興味や関心を遊びに取り入れる子どもたちの様子や、それを実現する保育者のかかわりの様子から学びを深めました。

付属みどり野幼稚園 受付

付属みどり野幼稚園 受付

公開保育のようす

公開保育のようす

保育室内のようすを見学する参加者

保育室内のようすを見学する参加者

園庭で活動する5歳児

園庭で活動する5歳児

公開保育参加者の感想
  • 公開保育では保育室の環境構成をじっくりと見させていただくことができて良かったです。また、子どもの遊びの様子や先生たちの関わりなどを見た上で、先生たちがどのような思いで子どもたちと関わっているのか、何を大切にしているのか話を聞くことができたのでとても参考になりました。

  • 園内の素晴らしい環境の構成や教師の援助を見させていただきました。先生方が幼児の遊びが「つながる」を意識した保育を日々しているのだと感じました。その中で幼児の主体性を生かしながら過ごしていることが分かりました。先生方の温かい声掛けが幼児の育ちに繋がっているのだと学ばせていただきました。イメージマップや園舎マップ、幼児と作成した図鑑など、幼児と一緒に作ることで幼児自身の興味関心になるのですね。参考にさせていただきます。

  • 公開保育では、一人一人の興味、関心に合わせて、環境を構成されていて、その中で遊びと遊びのつながり、友だちとの関わりが見られたのが素敵でした。

●講演・意見交換

「逆境に強い子どもを育てる」

講師:榊原 洋一氏(お茶の水女子大学名誉教授)

 未来を生きる子どもたちは、私たち大人がすでに知っていることを学ぶだけではなく、予見できない逆境を生き抜く力を身につけなければなりません。逆境を経験しても、そこから立ち上がる柔軟な力はどのように育まれるのか、最新の知見や研究を交えてお話しいただきました。

お茶の水女子大学名誉教授 榊原 洋一氏

お茶の水女子大学名誉教授 榊原 洋一氏

講演会場のようす

講演会場のようす

DSC09731 (1).jpg

本学科1年生も聴講しました

フロアからの質問に応じる

フロアからの質問に応じる榊原先生

講演・意見交換参加者の感想
  • 保育の質の重要さについて、最新の科学的な根拠のある知見から知ることができました。

  • 私たちが普段からしていることが、子どもたちやその保護者の支えになっていることを感じました。

  • 意見交換タイムで質問への回答が、日々の保育と結びつけて聞くことができ、参考になることが多かったです。

●第50回特別企画 保育・幼児教育の卒業生座談会

「今、子どもたちのためにできること~富短幼教が発信してきたもの」

 本学の創立60周年と、第50回幼児教育研究会を記念し、直近約10年本学幼児教育学科でお世話になった恩師をお招きし、過去―現在―未来の保育について語り合いました。

久しぶりにお越しくださった先生方

座談会にお越しくださった先生方

卒業生のみなさまと懐かしい先生方を囲んで

卒業生のみなさまと懐かしい先生方を囲んで

恩師を囲んで会話がはずみます

会話がはずみます

座談会参加者の感想
  • 座談会に参加し、30年前を懐かしく思い出し、富山短期大学を卒業できたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

  • 座談会では、これまでお世話になってきた先生方にお会いすることができ、意見交換できたことで学生時代を思い出し、初心に戻ることができました。

 富山短期大学幼児教育学科には、50年以上にわたって培ってきた保育者養成校としての社会的信頼があります。

 今回、研究会に参加してくださいました皆さまをはじめ、本学ならびに本学科の教育活動に理解とご協力をいただいている皆さま方に深く感謝申し上げます。