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2025年(令和7)年8月7日(木)、富山短期大学・プレゼンテーションスタジオで、本学経営情報学科の山西宏明准教授が公開講座「チョコレートの向こう側」を開催しました。
この講座では、英語教育法の一つであるCLIL(内容言語統合型学習)を活用し、チョコレートをテーマに学びを深めました。動画を視聴したり、原料であるカカオニブの試食をしたりしながら、参加者の皆さんと対話を重ねて進行しました。当日は、チョコレートが好きな方やテーマに惹かれて参加された方、総合学習に取り入れたいと考える先生、学生さんとお母様など、5名の方が参加してくださいました。
高校の「英語コミュニケーション」の教科書では、チョコレートは「水」に次いで多く扱われる題材です。本講座では、その内容をさらに発展させて幅広いテーマについて学びを深めました。
・チョコレートと日本のつながり
・歴史と健康への影響
・チョコレートタイム!(参加者お気に入りのチョコレート紹介)
・カカオ豆からチョコレートができるまでの工程
・児童労働や女性の社会課題
・関連企業・NGOの取り組み
・消費者として私たちにできること
・気候変動によるカカオ豆価格の高騰
扱うテーマが多岐にわたったため、やや慌ただしい場面もありましたが、英語を交えながら理解を深めることができました。また、参加者の皆さんが積極的に発言してくださったおかげで、2時間はあっという間に過ぎていきました。
富山短期大学では、今後もこのように楽しく学び、考える機会を設けていきます。
引き続き、皆さまのご参加をお待ちしています。
【参加者の感想より】
・話をきいて「チョコレートの向こう側」という題目の意味を理解できたように思います。初めてうかがうお話もあり、良かったです。
・大変面白い講義内容でした。教科書のtopicでチョコレートがテーマになっているものが8冊あるというのは、すごく面白く感じました。
・チョコレート高いなーと思うだけでしたが、なぜ高いのか、そんな事も考えて購入していきたいと思います。
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