2025(令和7)年4月22日(火)、昨年度の1年後期となる2月17日(月)から3月7日(金)に実施した、現2年生の「介護計画実習」の報告会を開催しました。
この報告会は、受け持った利用者から学んだことや考えたことを発表し、今後の課題に繋げることを目的としたものです。この夏の介護基礎実習に向けて、1年生にも参加してもらいました。
2年生は、受け持ちの利用者さんと関わる中で、相手に寄り添う大切さ、様々な情報(利用者の生活歴、家族背景、心身の状態など)を整理し、総合的に捉えることの重要性を学んでいました。
発表会での同級生や1年生からの質問や意見は、自分では気づかなかった視点や新たな学びを与えてくれた機会となりました。
また1年生は、2年生の報告内容と講義で学んだ理論やコミュニケーション技術などが結びつき、理解を深めることができたようです。
【学生の感想】
2年生
- 利用者の思いを尊重してアセスメントや介護計画の立案をすることが重要だと感じた。
- 1年生から質問や意見をもらい、新しい視点で客観的に介護計画を見直すことができた。
- 情報収集では、介護記録や職員の意見だけを鵜呑みにせず、実際に利用者と関わることが、利用者理解につながると学んだ。
- 2年生の発表に1年生もたくさん質問をしてくれたので、嬉しかった。
- 報告会での発表をとおして、自分の思い伝える力、表現力を高めたいと思った。
- 1年生は私たちの実習報告を参考に、次の介護実習を頑張ってほしい。
1年生
- 2年生の発表内容や姿をみて、自分も楽しく、たくさんの学びが得られる介護実習をしたいと思いました。
- 利用者さんの本当の思いを聴けるよう、利用者との信頼関係を築くことの大切さを知ることができました。
- 利用者の思いに寄り添えるよう、傾聴、共感、受容が必要だと思いました。
- 利用者に伝えるだけでなく、伝わることが重要です。そのためには、どこを見て、どんな声の高さ、スピードで、どんな姿勢でいるのが最適なのかを考えることも必要だと思いました
- 実習に少し不安をもっていましたが、2年生の先輩方の報告を聞いて、不安が無くなりました。夏の介護実習が楽しみです。