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【授業紹介】食品学実験(インスタントラーメン中の脂質量)

2023年07月12日食物栄養学科

 食物栄養学科1年生の授業科目である「食品学実験」では、食品の基本的な分析方法を学びます。

 高校までで、実験をほとんど行って来なかった学生も多いので、基本中の基本から解説しています。3~4人のグループになって、協力しあいながら実験を行っています。

 今回は、インスタントラーメン中の脂質量を分析します。脂質を抽出するのに時間がかかるので、2週に分けて、2回の実験で行っています。1年1組は、2023(令和5)年6月21日(水)と6月28日(水)に、1年2組は、6月30日(金)と7月7日(金)に授業を実施しました。

 ①1週目の授業では、まず、分析しやすいように、インスタントラーメンを細かく潰して、サンプルとします。

写真1乳鉢で細かく潰したインスタントラーメン(測定サンプル).jpg

写真1 乳鉢で細かく潰したインスタントラーメン(測定サンプル)

 ②ろ紙でできた丸い筒(円筒ろ紙)にサンプルを10g程度いれます。

写真2ビーカーに入れてある円筒ろ紙.jpg

写真2 ビーカーに入れてある円筒ろ紙

写真3円筒ろ紙にサンプルを入れた様子.jpg

写真3 円筒ろ紙にサンプルを入れた様子

 ③ソックスレー抽出器を使用して脂質を8時間抽出します。今週はここまでです。

写真4脂質の抽出を行うソックスレー抽出器.jpg

写真4 脂質の抽出を行うソックスレー抽出器

 ④2週目の授業です。抽出した油脂中のエーテル(有機溶剤試薬)をエバポレーターで除去し、乾燥します。

写真5ロータリーエバポレーター.jpg

写真5 ロータリーエバポレーター

 ⑤油脂が抽出できたので、重量を測定します。あらかじめ測定したビンの重さを引くと、インスタントラーメン中の脂質量を測定することができます。乾燥したインスタントラーメン中には、脂質が17%含まれていることが分かりました。

 白く固まって見えるのが、脂質です。一般にインスタントラーメンは、固形状の油脂であるパーム油を用いてフライをして作ります。

写真6インスタントラーメンから抽出された固形状の油脂.jpg

写真6 インスタントラーメンから抽出された固形状の油脂

 初めて脂質量の測定を体験した学生は、「ソックスレー抽出器やロータリーエバポレーターなどの知らない機器を使って実験するのが面白かった」と感想を述べていました。