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【授業紹介】「調理学実習Ⅰ」前期の授業を終えました

2022年08月04日食物栄養学科

 食物栄養学科では、1年次前期に「調理学実習Ⅰ」・「調理学実習Ⅱ」を開講しています。

 様々な料理を実際に作りながら、基本的な知識や調理技術を身に付けることを目的として、主に、調理学実習Ⅰでは日本料理、調理学実習Ⅱでは西洋料理・郷土料理について学んでいます。

 2022(令和4)年7月27日(水)・29日(金)は、調理学実習Ⅰの最終授業でした。新たな学習内容だけではなく、卵の凝固温度や落とし蓋の利用、きゅうりの輪切りなど、入学してから約4か月間で学んだ復習内容もあり、これまでの知識や技術を確認する実習となりました。

 今回の新たな学習内容は、もち米の調理です。

 もち米は、もち米に必要とされている加水量では均一に炊くことができないため、もち米のみを加熱する場合は、蒸す調理が適しています。また、日常的に食べられているうるち米よりも、もち米は吸水性が大きいため、加熱中に不足分の水分をふり水で補うことがポイントとなります。火傷に気を付けながら、均等なかたさとなるよう、ふり水も実践しました。

 その他、復習内容の1つである「しめ卵のすまし汁」では、卵の凝固温度に気を付けて行わなければ、失敗をしてしまいます。既に修得済の凝固温度を確認しながらフワフワ卵を作り、その後、まきすでしめて「しめ卵」を作りました。班によっては、花型を作ったり、鳥型を作ったりなど、見た目も楽しくなるよう、意識して作りました。

 前期で学んだことを、後期の学習に繋げていきたいと思います。

蒸し器で赤飯220727・29.jpg

蒸し器を使用して赤飯を作りました。

卵の凝固温度220727・29.jpg

卵の凝固温度を考えないと失敗します。

実習献立220727・29.jpg

実習献立:赤飯、しめ卵のすまし汁、肉じゃが、きゅうりとイカの梅和え

【学生の感想】

  • 赤飯を蒸して作ることを知らなかった。

  • ふり水の仕方があまくて、かたいところとやわらかいところができてしまったので、次回作るときには気を付けたい。

  • しめ卵の形がうまくいかなかったので、次は成功させたい。

  • 肉じゃがをおいしく作ることができた。

  • 今までの調理学実習の中で1番うまくいったと思う。