資料請求 close
検索
資料請求 インターネット出願

News

現場の相談員から学ぶ、個別ケアの大切さと関わり方

2021年01月29日健康福祉学科

 2021(令和3)年118日(月)の13:3014:30に、介護福祉士資格の取得をめざす1年生を対象に「介護計画実習」特別講義を実施しました。

 今回は、射水市にある特別養護老人ホーム「こぶし園」の生活相談員 藤田 江梨子 氏を講師としてお招きして、「介護計画 ~個別ケアを理解するための利用者との関わり~」のテーマで、講義を行っていただきました。

 最初に、利用者の方々との関わり方では、利用者が話しやすい環境を整えることが大切であることをお話しいただき、利用者の方に対する自分の表情、声の調子、姿勢を客観的に見ることの大切さなどを具体的に伝えていただきました。

 また、藤田 氏の生活相談員としての経験から、高齢者の特徴や他職種との連携の重要性についても、実際の事例を基に詳しくお話しいただいただことで、学生たちは介護計画について、深く学ぶことができました。

 介護計画実習に臨む学生に向けて、介護福祉士の生活支援の視点やそれを生かした多職種連携についても教えていただいたことで、学生たちは実習に向けての心構えができました。

 

学生の言葉
  • 自分の声の大きさ、速さ、高さ、体の向き、視線や表情など、相手の話を心から聞きたいと思っていることがちゃんと伝わる方法で表現し、工夫する大切さが分かりました。

  • 基礎実習では、認知症の方と話す機会があまりなかったこともあり、どのように接していいか分からず、おどおどしていました。今回の講義を参考に、相手の表情を見ながら短めに感想を伝えたり、相槌をうったりして、傾聴や共感の姿勢を示してみたいと思います。

  • 1介護1言」という言葉が印象に残っています。同意を得ること、これから行う介助の過程や体調確認などを確実に行うために、しっかり身につけていきたいと思いました。

  • 実習は、知識や理解を深めながら経験を重ねることが大切だと分かりました。失敗することを恐れず、反省をきちんと生かせるよう、積極的に実習に取り組みたいと思います。

  • 多職種連携の話から、介護職員は利用者にとって一番接する時間が多く、身近な存在であるため利用者の変化にいち早く気づくことができるという話を聞き、些細な変化に気づくことができる介護職員になりたいと思いました。