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学校の一斉休校に伴い、学童保育でサポート活動!

2020年03月25日幼児教育学科

 2020(令和2)年3月初旬以降、新型コロナウイルス感染症対策のために小中高校や特別支援学校が一斉休校となりました。

 そのため、子どもたちが放課後に過ごすための場所である学童保育、子ども会や放課後等デイサービスでは、従来の時間帯よりも早い時間から子どもたちを受け入れできるように対応されたため、人手不足が生じることになりました。このような状況を補うために、本学の学生たちが「学童保育等サポーター」を結成し、活動を行っています。

学童クラブを利用する小学生とアイロンビーズをして過ごす本学学生

学童クラブを利用する小学生とアイロンビーズをして過ごす本学学生

 放課後等デイサービスを研究テーマにしている学生が状況を知り、「自分たちでも何かできることがあれば、お手伝いしたい。」という気持ちを伝えてくれたことで、すばやく市町村で学童保育などを管轄する担当部署と連携することができました。

 主旨に賛同した富山国際大学子ども育成学部の学生たちを含めて総勢26人のメンバーが、11の学童保育や子ども会などで運営のサポートを行いました。

塗り絵をしたり、トランプをしたりして楽しい時間を過ごしました

塗り絵をしたり、トランプをしたりして楽しい時間を過ごしました

時には、外で昔の遊びで発散したり 「はないちもんめ」

時には、外で昔の遊び 「はないちもんめ」で発散したり

なんと、すごい集中力であの「ピタゴラスイッチ」を作っていました

なんと、すごい集中力であの「ピタゴラスイッチ」を作っていました

 実際に現場に赴く前に、学生たちは「子どもたちはどのように過ごしているのか?」「保育者や支援員は、どのような配慮や工夫を行っているのか?」といった疑問を持っていたようですが、感染症対策の最前線で活動をしたことによって、たくさんの刺激と学びを得ることができたようです。

参加した学生の感想
  • 実習で乳幼児とはかかわることがありますが、小学生とかかわる機会が少ないので、新鮮で楽しかったです。

  • 子どもたちが休校で退屈していたこともあって、すぐに溶け込むことができました。

  • 未就学児にはあまり無い「宿題」に関する子どもたちへの声掛けなどが難しかったです。

 今回の素早く積極的な活動は、広くメディアにも採り上げていただき、学生にとって自信につながりました。

 学生たちの活動は、北日本新聞社Webサイト「Webun」の記事でもご覧いただくことができます。

 学童保育に助っ人先生 「現場の力になりたい」 富山短大・富山国際大の学生(北日本新聞 3/5朝刊)