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★健康福祉学科の授業紹介
生活支援技術Ⅲ 聴覚障害者の支援

2024年07月09日健康福祉学科

 2024(令和6)年5月29日(水)、社会福祉法人富山県聴覚障害者協会より小中栄一様を講師にお招きして「聴覚障害に応じた介護 情報のアクセスや困りごと」と題して、特別授業がありました。

 健康福祉学科では、1年生の前期に「手話」の授業があり、後期に「障害者ケア論Ⅱ」で聴覚障害について学びますが、聴覚障害者として永年にわたり、活動してこられた小中様からの、障害者権利条約や聴覚障害と情報保障、聞こえ方等のお話は説得力があり、包括的な学びとなりました。

<学生の感想>

  • 今回の授業で、特に印象に残ったのは、外見だけでは聴覚障害とはわからないことからくる不便が多いと話されていたことです。聴覚障害は見た目ではわからないため誤解を生みやすく、当事者の気持ちを考えると相手にわかってもらえないという気持ちがついてまわり、生活のなかで不安と孤独感を感じることが多いと思います。聴覚障害を持った方への支援としてまず、私たちが聴覚障害について学び、正しい理解をすることが大切だと感じました。また、聴覚障害を持った方が日常生活や社会生活を円滑に行えるようサポートするのも私たちの役目だと考えています。
  • 耳が聞こえにくい人たちの中にも個人差があって、その人に応じた関わり方をすることが大事だと思いました。私は、今まで耳の聞こえない方たちは、みんな手話で話していると思っていたけどそんなことはないのだとわかりました。その人に合わせて接しようと思いました。
  • 手帳を持っていなくても生活に支障があれば少しでも手助けをできるように改めて学んでいきたいです。
  • 聴覚障害者の方のことを知るために学んで良かったと思いました。本日の講義で、質問に答えていただき安心しました。実は、私も今年の10月に行う全国手話検定4級を受ける為に毎日勉強しています。聴覚障害者の方と手話で話すのが楽しいです。
  • 3つ大事なことがあるとおっしゃっておられて、1つ目に知識があること、2つ目に手話、点字ができること。3つ目に考え方が重要だとわかりました。私も手話は覚えたいと思っていたので、時間に余裕が出来れば覚えたいです。知識、考え方についても少しずつ学んでいきたいです。障害のある方にも寄り添える人になりたいと思いました。また、コミュニケーションの際には1つだけではなく併用して使っていることが分かりました。手話でもない、何か新しいツールが発明できたらいいなと思いました。

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