キャラ弁の衛生「管理栄養士からのワンポイントアドバイス♪」食品衛生学実験【番外編】

　食品衛生学実験では、食中毒の原因にもなる細菌を用いた実験も行っています。

　今回、食物栄養学科角田香澄講師が、北日本新聞社様のWebun+にて「近づく梅雨入り、食中毒対策は大丈夫？子どもが喜ぶ「キャラ弁」に注意」という記事の執筆協力をさせて頂きました（2023年5月29日（月）記事）。

　見た目が楽しく、お子様が喜ぶキャラ弁を衛生的に作るためのポイントは以下の3点です。

・食材のカット等に使う器具類は事前に煮沸する。

（アルコールは全ての微生物の殺菌に有効ではありません）

・食材に触れる時間をできる限り短くする。

（キャラ弁は食材に触れる時間が長い為、細菌が食材に付着する可能性が高くなります）

・包丁、まな板等の調理器具はその都度洗う。

（キャラ弁は使う食材が多い為、交差汚染の危険性が高まります）

　上記に加え、基本の細菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3点に留意し、楽しく、お弁当を作ってください。