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2020年(令和2)年6月の新着図書をご案内します。
受け入れ図書リストはPDFファイルをご参照下さい。
次の10冊は、今月の受け入れ図書から選んだものです。
「調理の科学」
吉田 勉 監修 596/チ
栄養士、管理栄養士の人たちに求められるのは、調理を化学の視点から理解することとそれを実践できる力。さまざまな対象者に食事設計ができるように内容が構成されている。災害時の食についても触れている。管理栄養士国家試験ガイドラインに対応。
「日本のお弁当文化」
権代 美重子 著 383.8/コミ
百姓や雑兵の携行食、観劇のお供の幕の内、各地の名産の詰まった駅弁、松花堂や禅林の心得、現代のキャラ弁...。庶民のエネルギー源であり美意識の表現でもあったお弁当の歴史を、器や食の作法の伝統にも注目して紹介。
「北欧の森のようちえん自然が子どもを育む」
リッケ・ローセングレン 著 376.12/ロリ
自然は子どもの発達のための健康的で刺激的な学習環境である。一日を自然の中で過ごし、シュタイナー幼児教育の理念に基づいて保育を行っているデンマークの森のようちえん「こども島ボンサイ」の実践を、写真とともに紹介。
「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」
ヤニス・バルファキス 著 330/ハヤ
元ギリシャ財務大臣の父が10代半ばの娘にシンプルかつ心に響く言葉で経済について語った本。格差、市場社会の誕生、金融の役割や資本主義の歴史と功罪を平易な言葉で説く。
「超高齢社会の乗り越え方」
安立 清史 著 369.26/アキ
出口の見えない社会を生きてゆくための正しい選択肢は1つではなく、無数にある。「成功したのに失敗」とされる介護保険、災害時に顕れる福祉と非営利の力(レジリエンス)について論じた上で、介護福祉の近未来像を提示する。
「ジソウのお仕事」
青山さくら、川松 亮 著 369.43AO
痛ましい子どもの虐待事件報道のたびに取り上げられる児童相談所=ジソウ。児童福祉司である著者の体験から綴った50の物語を紹介し、子ども虐待についても解説。隔月刊誌『くらしと教育をつなぐWe』掲載をもとに単行本化。
「いろいろあるコミュニケーション社会学」
有田 亘、松井 広志 編著 361.4/
友だちとLINEする、動画サイトを視聴する、部活動に励む、恋愛する。「いろいろある」身近な日常の出来事を社会学という眼鏡を通してみると、これまで気付かなかった様相や意味が見えてくる。社会を豊かに読み解く目を養うとともに社会学の幅広さを示したテキスト。
「事例から学ぶ若者の地域参画成功の決め手」
松下 啓一 著 318.8/マケ
若者の地域参画をどのように進めればよいか、自治体の担当者が把握できる一冊。若者の集め方、一緒に活動する際の留意点、学校との関係づくり等のポイントを、実際の自治体の成功事例を交え解説する。
「流浪の月」
凪良 ゆうう 著 913.6/ナユ
愛ではない。けれどそばにいたい-。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描いた長編小説。
「ピーターとオオカミ」
セルゲイ・プロコフィエフ 作 降矢 なな、ペテル・ウルフナー 絵 E/フナ
森の近くに住んでいる男の子、ピーターは、オオカミなんて怖くありません。ある日、森の中から大きな灰色のオオカミが現れて...。ロシアの作曲家プロコフィエフの、子どものための音楽物語をもとにした絵本。
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