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第47回 幼児教育研究会を開催しました

2019年06月12日幼児教育学科

 2019(令和元)年6月1日(土)、「子ども」をとらえる、理解するをテーマに、第47回 幼児教育研究会を、本学E館と付属幼稚園を会場として開催しました。

 今年度は、午前中に「ヴィジブルな保育記録のススメ」として講義と演習を行い、同時並行で「子どもとつくる保育環境」をテーマに幼稚園公開保育を実施しました。午後には、「保育の中の子どもの声」をテーマに講演を実施して研修を深めました。

 

 本学の学生と幼稚園・保育所・認定こども園・大学関係者など、合わせて300名が参加しました。

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受付を担当する学生スタッフ

● 講義と演習
「ヴィジブルな保育記録のススメ」
講師:佐藤 康富 氏(鎌倉女子大学短期大学部 教授)

 今までの文字だけのものではなく、子どもの成長を写真とコメントによって伝える「ヴィジブルな保育記録」。これは、子ども自身がその可視化された記録を見て、自分の成長を実感することができます。その原理と記録の仕方、活用法について講義と演習によって学びました。



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鎌倉女子大学短期大学部教授 佐藤 康富 氏

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講義と演習 会場のようす

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アイスブレイクでは「話し合える関係づくり」ができるワークをしました

【講義と演習参加者の感想】
  • 演習が多くあり、楽しい雰囲気で参加することができました。忙しい毎日ですが、子どもたちと記録を共有できたらと思います。

  • 保育記録は、今まで日常を捉えてその反省を記録していましたが、エピソード記録のように、子どもの素敵な部分を捉えることが大切だと思いました。子どもの姿をしっかりと観察し、一瞬を逃してはいけないことが分かりました。

  • 演習で折り紙を折っている素敵な場面を撮影し、後で本人に良かった点を伝えるという経験をしました。これは、ドキュメンテーションやポートフォリオ作成の場面の捉え方にもつながり、また、自分のこんな姿が相手にはこのように映っているのだと嬉しくなりました。

  • 保育の記録を目に見える形にすることで、保護者にも伝わりやすいと思いました。子どもたちにも伝わりやすいので、掲示することにより、子どもたち同士の対話も増え、次に何をすべきかのヒントが出てきて、保育も楽しくなると感じました。

● 幼稚園公開保育 付属みどり野幼稚園
「子どもとつくる保育環境」

 当日は、晴れて暑い日になりましたが、園児たちはそれぞれ好きな遊びを見つけて友達や先生と「ままごと」を楽しんだり、築山から水を流して、歓声をあげながら滑り降りたりしていました。

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付属みどり野幼稚園 公開保育受付

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石動園長によるあいさつ

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保育室にできあがった水族館

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シンボルツリーのケヤキの下で遊ぶ子どもたち

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砂場遊びに没頭しています

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ここは黒部峡谷!? 谷に水を流すことに夢中の3歳児

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築山から水を流して滑り降りることが楽しい!

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参加者のみなさまから「夢のような空間」だと言われる園庭環境です

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公開保育後の協議会及び講評会

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幼稚園担任教諭による保育の振り返りと質問への応答

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加藤繁美先生による講評

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協議会及び講評の会場のようす

公開保育参加者の感想
  • 子どもたちが自主的に遊べて、満足できるような保育室や園庭の環境になっていると感じました。

  • 夢のような空間を感じられました。素敵な園舎で憧れました。

  • 公開保育までの事例や資料も分かりやすく、普段の保育の様子や充実した環境など感心させられる点が多くありました。

  • 子ども一人一人の姿を細かく読み取り、それぞれに合った丁寧なかかわりをしておられる様子が伝わりました。

  • 自然を生かした環境が素晴らしかたです。自分の園でも生かせるところを工夫していきたいです。

  • 素晴らしい環境の中、発想力豊かに笑顔で遊ぶ子どもの姿を見ることができて良かったです。

● 講演

「保育の中の子どもの声―自分の声を聴き取られる権利、正当に評価される権利―」

講師:加藤 繁美 氏( 東京家政大学 教授)

 小さな子どもたちは、自分の「声」を持ち、自分の「声」を発しながら生きる主体です。集団保育の場で、子どもの声はどのように聴き取られる必要があるのか、一緒に考える場になりました。

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幼児教育研究会会長 宮田伸朗学長よりあいさつ

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東京家政大学教授 加藤 繁美 氏

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加藤先生の講演に引き込まれる参加者

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加藤先生の人柄がにじみ出る講演でした

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超満員の会場は熱気にあふれていました

講演参加者の感想
  • 子どもの声を聴きながら、日々の保育を振り返ることの大切さを確認しました。直感的応答力のセンスに磨きをかけていきたいと思いました。

  • 大変楽しい講演でした。保育者の声が主体ではなく、子どもの声が主体となり、そこから大人の考えつかない世界が広がっていくことこそ、本当の良い保育だと感じました。

  • 自分の声を正当に評価されるのが、子どもの権利であり、子どもが保育の計画を作っていくという話に感銘を受けました。

  • 保育者は「保護者と共に子どもを対等に愛する仲間」という言葉が響きました。

  • 加藤先生の人柄がにじみ出るような、楽しくもあり、説得力もあり、具体的でとても分かりやすい講演でした。もっと聴きたいと思いました。