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「みんなでつくるバリアフリーマップ」の活動に学生が参加!

2025年06月20日健康福祉学科

 2025(令和7)年68日(日)、健康福祉学科12年生が、一般社団法人Wheelog(ウィーログ)主催の車いす街歩きプログラムに参加しました。これは、「車いすに乗って街のバリアやバリアフリーを学ぶ体験型のワークショップ」(主催団体のWebサイトから引用)で、専用のアプリをスマホにダウンロードして、車いすユーザーに交じって健常者も車いすに乗って街歩きから気づきを得るものです。

 今回は、ニューヨークタイムズで富山市が2025年に行くべき52カ所に選ばれ、車いすユーザーの希望で富山市が選ばれたとお聞きしています。

 当日は、富山駅周辺と観光地の岩瀬や環水公園、富山城址公園の近辺、県民会館やガラス美術館、そして富山市立図書館などを調査対象に、全部で10グループに分かれて目的地に向かい、それぞれに与えられたミッションのもとで、街中にあるハード面やソフト面のバリアを調査し、得られた情報を写真付きでアプリに投稿しました。本学の学生のほかにも一般の方や車いすユーザーの方なども交じってのフィールドワークで、街歩き後には、みんなで気づいたことを共有し、マップに落とし込んで映像で確認するなどして、全体でふりかえりを行いました。

学生の感想

Aさん:ふだんは気づかない段差や傾斜、狭い道などが車いす利用者にとっては大きな障害になることを実感しました。障害者に優しいまちづくりとは、物理的なバリアをなくすことだけでなく、困っている方に声かけをおこなうなどの助け合いも大切だと思いました。

Bさん:障害者に優しい街づくりは、車いすを使用している方や目の不自由な方などの意見を取り入れることが必要だと思いました。実際に車いすで街を回り、不便な点を感じることで、どこを変えなくてはいけないかを理解できました。

Cさん:多目的トイレが印象に残りました。車いす利用者にとっては「使える」ことと「使いやすい」ことは別であることを知り、車いすでも動きやすいスペースが大切だと感じました。ホテルでは、バリアフリールームが用意されていて、安心感を覚えました。これから社会に出ていくなかで、自分にできることを見つけていきたいです。