2025(令和7)年5月31日(金)、健康福祉学科2年生が、「児童家庭福祉論」の一環として、地域の子ども食堂に参加しました。
この授業のテーマは、「子どもの姿、保護者の関わりについて実践を通して学ぶ」です。学生たちは、自身の得意な分野や授業で学んだ知識・技術を活かし、工夫を凝らしたブースを出店しました。
ブースの内容
- タクティールケア体験 「認知症ケア論Ⅱ」の授業で学んだ「タクティールケア」の技術を活用し、子ども食堂を訪れた保護者の方々にリラックスできる時間を提供しました。優しくふれる手のぬくもりにより、癒しの時間を過ごしていただくことができました。
- 魚釣りゲームコーナー 魚釣りゲームは、小さなお子さんたちからの人気を集めていました。笑顔があふれるにぎやかなブースとなりました。
- 体育館での運動あそび 広い体育館を使って、自由に体を動かせる遊びの空間を創出。ボール遊びやジャンプなど、元気いっぱいに活動する子どもたちの姿が印象的でした。
このような取り組みを通し、学生たちは子どもと直接ふれあうなかで、保護者とのコミュニケーションや支援の在り方について学ぶことができました。座学だけでは得られない"気づき"や"学び"を深める、貴重な一日となりました。
学生の感想(抜粋)
- 「実際にお母さんたちにタクティールケアを行って、リラックスしてもらえたことが嬉しかったです。人との関わりの大切さをあらためて感じました。」
- 「魚釣りゲームで子どもたちが夢中になって遊ぶ姿を見て、自分も自然と笑顔になりました。子どもとの関わりは難しさもありますが、それ以上の喜びがあります。」
- 「運動遊びでは、子どもたちが自由に動き回れる環境を整えることの大切さを実感しました。福祉の現場でもこのような視点を大切にしたいです。」