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健康福祉学科教員の研究紹介 「日本で働く外国人介護士について知ろう!」Part Ⅱ

2023年06月02日健康福祉学科

 皆さん、こんにちは。健康福祉学科 教員の 小平 達夫です。私は「外国人介護士の国際労働移動」を専門分野としています。

 前回は、介護分野の技能実習生の来日者数No1の国は"ベトナム"であるという話をしました。今回は、ベトナムの高齢化についてお話をします。

 皆さんは、ベトナムの高齢化率をご存知ですか。参考までに、日本の高齢化率は29.0%です(2022年10月1日現在)。

 ベトナムは、2017年に高齢化社会(高齢化率7%超)を迎えました。日本は1970年に高齢化社会となり、その24年後に高齢社会(高齢化率14%超)へと進んでいます。

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ゆったりと時間が過ぎていきます
(ハノイの老人ホーム)

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南国の緑に包まれています
(ハノイの老人ホーム)

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利用者さんは夕方に
夕涼みに出てこられます
(ハノイの老人ホーム)

 ベトナムでは、高齢化社会(高齢化率7%)から高齢社会(高齢化率14%)に到達するのに16年と、日本を上回る速さで高齢化が進んでいます。

 今後、アジア地域全体で高齢化が進んでいきますが、ベトナムは高齢化のスピードが最も速い国の一つです。

高齢化の先進国である日本は、ベトナムにお伝えできることがいろいろありそうです。

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