2022(令和4)年3月30日(水)と3月31日(木)に、幼児教育学科新2年生が、富山短期大学付属みどり野幼稚園で「入園準備1日実習」を行いました。
この実習は、保育者をめざす学生たちが、幼稚園の先生方と話し合い、準備の意図を確認しながら、新年度の園児の受け入れに必要な仕事内容を理解するとともに、保育者の願いや思いを汲み取ることを目的に、毎年実施しています。
学生たちは、子どもたちがキラキラした瞳で楽しい毎日を過ごせるように、環境整備などに取り組みました。
園長先生から今日の実習の意義について
子どもたちの遊ぶ姿をイメージしながら
心を込めて遊具を磨きます
外壁の掃除
園内を彩る花もスタンバイ
希望に目を輝かせて幼稚園へ入園してくる子どもたちや、ひとつ大きくなって新しいクラスに進級する園児一人ひとりが、楽しく充実した毎日を過ごせるように、心を込めて実習に取り組みました。
1年後には、保育の場で活躍する新2年生にとって、学外実習とはまた違った、たくさんの学びや気づきがあったことでしょう。
倉庫から用具を出して点検と掃除
側溝の掃除
園児椅子をきれいに拭き上げます
教材の準備
出席ノートのシールを準備
新入園児の元気な声が聞こえてくるのも間近です
【 学生の気づき・学び 】
- 園児の受け入れ準備の際、「~しやすいように」「~できるように」という保育者の思いがたくさんあり、子どもたちが新しい環境の中で楽しく安心して過ごすためには、どうしたら良いかを常に考えることの大切さを学びました。
- これまでさまざまな授業の中で、保育は環境を整えることが大切と習ってきましたが、今回の実習で園庭の環境整備や、室内で教材を準備して改めて体験的に学ぶことができました。1年後には、就職した園でも、このような新年度の準備があると思うので、今回の実習を思い出して積極的に行いたいです。
- 新入園児にとっては、初めて保護者から離れて集団生活の場にやって来るので、少しでも子どもたちの不安を解消し、幼稚園は楽しいところだと思えるように環境を整えているということが分かりました。
- 進級児は、バッチの色が変わって一つ大きくなることを楽しみにしているので、保育室内の掲示物や物の配置を変えて、新しくなった環境を感じてほしいという保育者の願いを知りました。