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【授業紹介】魅力アップ授業 Part.5-「実習指導Ⅲ(介護過程実習)に向けて」

2021年08月10日健康福祉学科

 2021(令和3)年7月16日(金)に「介護過程実習」に向けた特別講義を実施しました。

 介護過程実習とは、受け持ち利用者の自立支援、QOLの向上などを図るためアセスメント・計画立案・実践・評価・修正といった介護過程のプロセスを全体的に理解することなどを目的に行われます。

 当日は「施設におけるケアプランと個別援助計画・実習生の心構え」をテーマに、介護老人保健施設「シルバーケア羽根苑」の事務長であり、介護実習指導者として長年関わっていただいている 原 伸広 様から講義を受けました。

 授業では、実習中のアセスメントを意識したコミュニケーションの取り方、観察の視点など、一つひとつ具体的な事例や体験等を含めながら、講義をしていただきました。

【学生のコメント】

  • 利用者の全体像を把握するため、今回の実習でも利用者のアセスメントを行いますが、コミュニケーションをとる中で、話している時の視線はどこか、耳がどこまで聞こえているのか、言葉を理解しているのか等、表情や反応を観察し、情報を収集することも大切だと思いました。

  • 利用者の活動など日中の様子をしっかりと観察することはもちろん、睡眠状態など夜間の様子も観察し、利用者の24時間を観ることが大切だと分かりました。1日1日の様子の違いを感じ取れるようになりたいと思いました。

  • 多職種連携においては目標の共有が大事だと分かりました。互いに違った目標をもって支援すると使用者は困惑してしまうと思いました。また、情報の共有は利用者の安全面でとても大切だと分かり、しっかりと情報を伝えることが必要だと感じました。