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インターンシップ3日目【午後】:福祉用具貸与・販売プログラム

2019年03月27日健康福祉学科

 2019(平成31)3月6日(水)~12日(火)の期間に、福祉学科1年生がインターンシップ(選択制)に参加しました。

 インターンシップ3日目の3月8日(金)午後は、福祉学科1年生のうち14名が、福祉用具貸与・販売プログラムとして富山市内の福祉用具貸与・販売事業所(あっぷる今泉店、スリーティ富山営業所)で、福祉用具の貸与・販売業務を体験し、福祉業界を「ビジネスの視点」から捉えることを学びました。

 福祉用具貸与や特定福祉用具販売は、福祉用具サービスの計画書に基づいて選定された多様な福祉用具(特定福祉用具)を、条件に当てはまる利用者がレンタル・購入できる制度です。

 福祉用具の貸与・販売に関するサービスは、介護保険制度の居宅サービスの一つ「その他サービス」として位置付けられています。

 福祉用具は、原則としてレンタル支給ですが、再利用に抵抗感があるものや、使用によって形態・品質が変化するものは「特定福祉用具」として販売対象になります。

 直接的に援助を行う業種とは異なり、小売やレンタルといった業態での福祉ビジネスを体験するとともに、さまざまな種類の福祉用具に関する知識を得ることもでき、有益なインターンシップになりました。

学生たちの感想
  • 今回、初めて福祉用具販売店を見学しました。見たこともない商品がたくさんあり、とても勉強になりました。杖も、先が4つに分かれていて、その中でも4つの足の間隔が広いものや狭いものなど、多様な製品が販売されていることが分かりました。利用者一人ひとりに合うように製品開発がされていることや、販売店では多くの種類を取扱う中で、商品を見つけられやすいように工夫されていることを実感しました。

  • 店舗の営業担当の方と一緒に施設へ行き、実際に利用者がレンタルする器具を使用して、その感想を聞くことができました。すぐに決められるのではなく、1週間程度のお試し期間で感触が良いと思われた方がレンタル使用されることが分かり、業務の流れをつかむことができました。

  • 学校や実習施設で使っている福祉用具だけはなく、色々な福祉用具や機器を見ることができました。購入者のニーズに合わせて、くつを履きやすいように工夫されていたり、滑らない素材を使った杖があったりと、緻密に製作されていることが分かりました。

  • 実際にサービス付き高齢者向け住宅に行き、ケアマネージャーや利用者とその家族に説明したうえで契約を行い、利用者に合うように車いすの調整をするという流れを見学することができました。とても勉強になり、福祉用具に関する知識をいっそう深めたいと思いました。