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2025(令和7)年8月に「外国人介護士に関する研究」のため、ベトナムのホーチミンに行ってきました。社会福祉法人 高岡南福祉会の澤田理事長にご尽力をいただき、日本への送出し機関を経営されているトコンタップ株式会社へインタビュー調査を行ったものです。
高岡南福祉会さんはベトナムで入国前の技能実習生に対して、入国前教育をされています。そこでは知識・スキルのみならず、介護士としてのアイデンティティの形成にも努められています。
現地調査で、日本側とベトナム側とが協力して介護人材の価値を高めていることが分かりました。過去に大阪の社会医療法人のコンソーシアムの国際労働移動システムの研究をしましたが、そのときよりもさらに踏み込んだ取組みでした。これまでにない新しい国際労働力システムの誕生を見てきました。
日本への国際労働移動システムは"進化"と"深化"が求めてられています。"人在・人材・人罪・人財"のどれになるのか。今後の外国人介護人財の確保には、どの国に対してだろうが、日本側と相手国側による"人財共創"が要になると理解しました。今後の両法人による取組みを継続的に調査していきたいと思います。
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