2025(令和7)年9月2日(火)から9月19日(金)までの間、幼児教育学科1年生が、富山短期大学付属みどり野幼稚園で教育実習を行いました。
学生たちは、5月から6月に行った観察実習で学んだことを生かして、今回は参加実習として一人あたり3日間実習しました。
「お姉ちゃんせんせい、絵本読んで!」
アイスクリーム屋さんが大好きな3歳児クラス
忍者ごっこに夢中の4歳児クラス
園児の前で手遊びを経験しました
優しいまなざしを向けて子どもたちと楽しんでいます
実習最終日、園児に挨拶しています
付属幼稚園は、短大と同じキャンパスにあり、子どもたちとは、実習以外の行事でも交流できるので、幼稚園の先生方も含めてとても身近な存在です。
この実習で、「幼稚園の先生」への憧れから、理想の保育者像を描いていく学生の姿が多く見られます。
このように、富山短期大学幼児教育学科では、2年間継続して子どもたちの成長に触れ、保育の喜びを感じることができます。
【 学生の学び・感想 】
- 5月から6月にかけての観察実習で、3歳児の発達や集団生活の流れを理解しました。そのうえで、今回の参加実習では、積極的に子どもたちと関わることを意識して臨みました。担任保育者との反省会で助言していただいたことや、保育者の園児へのかかわり方から学ぶことが多かったです。子ども一人ひとりを尊重し、適切な援助ができる保育者をめざしたいと思います。
- 保育者は、子どもたちに正解を言わず、選択肢を与えたり、考える時間を作っている場面が多く見られ、子どもの発想や考えを大切にしているということを学びました。
- 観察実習で、じっくり子どもの姿を見守ることによって、子どもが発する言葉や行動の背景を考えることができ、子どもの思いや意図を理解する手がかりとなりました。おかげで、今回の参加実習では、クラス全体を見渡しながら、個々に応じたかかわりができるようになりました。
- 園児の前で手遊びを行い、一緒に楽しむことができました。今後は、歌にテンポやアレンジを工夫してさらに遊びが広がるような展開になるように、準備をしていきたいです。