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富山国際大の子ども育成学部との合同講義

2025年07月31日経営情報学科

 今年度から本学科2年で「データ科学実践」の講義が始まり、718日に富山国際大の子ども育成学部2年の「教育とICT」と合同で講義を行いました。

 当日は「データ科学実践」担当の春名准教授が「生成AIへの期待と懸念から探る未来の教育に関する検討」という演題で講演を行いました。その内容は、生成AIの学校教育における活用の可能性と課題を倫理的な観点で検討し、著作権侵害やディープフェイクによる脅威について考える機会となりました。

 講演の後で、富山国際大の子ども育成学部2年と富山短大経営情報学科2年でグループに分かれ、講演内容について意見交換を行って、4グループが発表しました。初めての合同講義で、富山国際大の子ども育成学部2年生の意見を聞くことができ、貴重な機会となりました。この合同講義で改めて、倫理的な観点で生成AIを活用することの大切さを学びました。

各グループでの意見交換の様子

 「データ科学実践」の講義は文部科学省による「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」(MDASH)の応用基礎レベルの内容を学ぶことが目的で、MDASH応用基礎レベルの認定を受けることを予定しています。もし認定されれば、経営情報学科ではMDASHのリテラシーレベルから応用基礎レベルまで学ぶことができ、四年制大学と同等の数理・データサイエンス・AI教育を受けることができます。

 

 

[学生の感想やコメントなど]

  • AIの使用で著作権侵害になっていないか使い方に気を付ける必要があると感じた。また、AIの使用は創造力や思考力が低下する可能性があると高校時代の際には、先生にAIを使用することをあまり進められませんでした。しかし、生成AIを使うのが当たり前のような時代になっているので、学生の間でAIの正しい使い方を学んでいく必要があると感じました。
  • ディープフェイクを減らすにはディープフェイクの使用目的に応じた分類と許可制が必要だと感じた。政治・教育などの目的別に使用を分類し、それぞれに応じた許可やコンテンツに"これはAIで作られたものです"と明示することを義務化することが必要だと考えた。