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愛鳥週間行事「野鳥観察の日」として講義による学び

2022年05月23日幼児教育学科

 2022(令和4)年5月14日()、幼児教育学科1年生「野鳥観察の日」として富山市の呉羽山一帯の自然散策を行う予定でしたが、前日から降り続いた雨により、学内での講義に変更しました。

 なお、今回の行事は、基礎演習の授業の一環としており、コロナ禍で2年間開催を見送ったため、3年ぶりの開催でした。

 この催しは、富山県が主催する愛鳥週間行事の一環であり、愛鳥週間(5月10日~16日)にあわせて、野鳥を中心とした自然に興味を持ち、自然と人間とのかかわりについて体験的に学ぶものです。(共催:富山県自然博物園ねいの里)

当日朝、荒天のため講義へ変更になりました

荒天のため講義へ変更になりました

ねいの里

講義のようす=本学F203講義室

たくさん資料をいただきました

たくさん資料をいただきました

ねいの里

富山県自然博物園ねいの里 間宮氏

富山県の鳥類標本に見入る学生

富山県の鳥類標本に見入る学生

剥製にやさしく触れてみました

剥製にやさしく触れてみました

ニホンジカの毛皮

ニホンジカの毛皮

 今回は、当日朝に学内での講義に変更となったため、早朝より多くの準備を整えて本学へお越しいただくことになりました。富山県自然博物園ねいの里のみなさま、富山県自然保護課のみなさまには、改めて感謝を申し上げます。

代表の学生より感謝のことば

代表の学生より感謝のことば

学生の学び・感想
  • 今回は残念ながら天候の影響で、実際の鳥を見て鳴き声を聴くということはできませんでしたが、ねいの里のみなさんが資料をもとに、鳥の種類や特徴を分かりやすくまとめてくださったおかげで、とても興味をもって学ぶことができました。

  • 鳥の標本では、普段動いていてじっくり見られない鳥たちを、こんなにも近い距離で観察ができて貴重な経験になりました。今回学んだことを、保育者として子どもたちに伝えられるように、自分の足でも見に行ってみたいと思いました。

  • これまで、あまり鳥のことを気にしたことがありませんでしたが、きれいな鳥の鳴き声や名前を学んだり、剥製や標本を見たりすることで、特徴や大きさを知ることができました。

  • 私の地元では、秋ごろになると白鳥がやって来る場所があります。今まで何気なく見ていましたが、なぜ白鳥がやって来るかを今日の講義で知り、見方が変わりました。次はよく観察してみたいです。

  • 呉羽山でたくさんの種類の鳥の鳴き声を聴くことを楽しみにしていましたが、音声を聴かせていただいて、十分にそれぞれの鳥の鳴き方や声の違いがよく分かりました。実際に里山で聴いたら、もっと素敵な声なのだろうと思い、機会があればぜひ生で聴いてみたいと感じました。

  • 「親鳥は一日に何回ヒナにエサを与えているか」というクイズで、15時間の間に150回のエサを与えていたということは、「1分間に36回もヒナにエサを与えていることになる」と知り、驚きました。このことから、野鳥を見つけても勝手に保護するのではなく、見守っていきたいと思いました。

  • 私の家の近くにも鳥の巣があるのを見つけたので、今度よく観察してみたいと思います。

  • 自然に直接ふれ合うことで、子どもたちの興味や関心を引き出すことができると思うので、将来保育者になった際には、愛鳥週間のことを伝えたり、様々な自然に触れられる体験を大切にしたいです。